産官学で組織される虹ノ松原保護対策協議会では、今後松原の維持と共に、副産物を商品化し、その収益を虹ノ松原に還元する仕組みづくりが求められています。
峰唐津市長からも「虹ノ松原についての新しい可能性を開拓してほしい」と期待していただき、松原の新しい可能性を広げるため研究を行いました。
虹ノ松原プロジェクトチームはまず活用する資源の選定を行いました。佐賀森林管理署主催の松の伐木体験会に参加した際、間伐材に生えている若い松葉がもったいないと感じた私達は食品製造の学びを活かし、松葉を活用した食品加工について取り組みました。
松葉の効能について調査を行ったところ、多くの健康効果があり昔から仙人の薬と呼ばれるほどの高い健康効果が分かりました。特にポリフェノールの一種であるケルセチン含有量が豊富で、リンゴやレタスの約10倍であることがわかり、単なるお菓子ではなく健康効果も期待できます。

虹ノ松原プロジェクトチームは企業や大学機関、佐賀産業イノベーションセンターと連携し、松葉のパウダー加工に成功。衛生検査や成分検査も行い、「食品」という虹ノ松原の新しい魅力を開拓することができました。
加工したパウダーは「松葉サイダー」や「虹松の緑(かりんとう)」など商品として活用しています。