唐津Farm&Foodの循環型社会への取り組み
唐津Farm&Foodでは、Precious Plasticの活動の一環として、廃プラスチックをリサイクルし、環境教育プログラムの一環でプラントポット(植木鉢)を製作し、植物を育てる取り組みを行っています。
この活動を通じて、循環型社会や脱炭素社会への理解を深め、さらに自然との関わりを感じてもらうことを目指しています。 私たちは、このプログラムに参加いただいた皆様が、自律的に活動の輪を広げ、新しいステップへ進んでいく姿を応援しています。
近年、気候変動や地球温暖化がもたらす災害が相次ぎ、カーボンニュートラルへの対策が急務となっています。1人では成し得ないことも、皆で力を合わせれば可能です。
A ohe hana nui ke alu `ia – みんなで力を合わせれば何でも出来る
Together we can do anything.
人心齐,泰山移
Ensemble on est plus forts – 1 + 1 = 3
フラワーポットプロジェクト
2023年、福岡大丸天神店のクリスマスに国内8団体、海外3団体のプレシャスプラスチック始まったフラワーポットプロジェクトは、廃棄プラスチックや海洋プラスチックのアップサイクルに取組むことでより多くのコミュケーションと循環を生み出すプロジェクトです。
「循環」のアイコンとなるのは、廃プラや海洋プラごみを使用した“フラワーポット”。 フラワーポットはイベントを通してたくさんの人の手に渡り、手にした人々の周りで新たなコミュニケーションが生まれます。
廃棄されるものが価値のあるものに生まれ変わること、また資源を有効に活用することで廃棄物の発生を最小化するサーキュラーエコノミーについて体感することができる活動を目指します。
フラワーポットプロジェクト イベント
- 2024年9月21日 唐津南高等学校 虹の松原プロジェクトチーム × 唐津Farm&Food「森川海人っ体験スクール フラワーポットプロジェクト」
- 2024年8月10日【親子向け体験】ペットボトルのキャップから植木鉢をつくろう! 佐賀CSO
- 2024年5月3日 フラワーポット 多肉植物 ワークショップ
- 2024年2月17日 対馬青年の家でフラワーポット作りワークショップ & SDGs カフェ
- 2023年12月8日 フラワーポットは対馬市のANA空港にもツリーとベアに彩られました!
- 2023年11月11日 クリスマスツリー点灯式~未来へ繋げる誰かと繋がる~ 大丸福岡天神店
- 2023年10月28日 長崎県対馬市と連携し、オーナメントに使用するフラワーポットづくりのワークショップを開催
- 2023年8月~ クリスマス フラワーポットプロジェクト 国内8団体、海外3団体のプレシャスプラスチックが参加
唐津南高等学校 虹の松原プロジェクトチーム × 唐津Farm&Food「森川海人っ体験スクール フラワーポットプロジェクト」
2024年9月21日、唐津南高等学校の虹の松原プロジェクトチームと唐津Farm&Food(Precious Plastic Karatsu)が共催する「森川海人っ体験スクール フラワーポットプロジェクト」が東唐津公民館で開催されました。このプロジェクトは、廃プラスチックを利用したアップサイクルフラワーポットの制作と、環境教育を通じて地域住民の環境意識を高めることを目的としています。
■日時:9月21日 時間:10:00~
■場所:東唐津公民館
■参加人数: 約73名(子供、保護者、地域住民)
協力:九州探検隊(株式会社博多大丸、Precious Plastic Kyushu)、九州地方ESD活動支援センター、パタゴニア日本支社、横枕農園、森川海人っプロジェクトチーム、株式会社リプラテックス、佐賀CSO、Clema Factory
環境教育ワークショップ
虹の松原プロジェクトチームの生徒たちが、虹の松原や生物多様性、循環型社会、ESD(持続可能な開発のための教育)について発表しました。10月には九州代表として全国大会に出場する生徒も参加し、発表を行いました。また、EPO九州とESD活動支援センターからは、来年4月施行予定の「生物多様性増進活動促進法」に関連する講話があり、地域の生物多様性保全活動について学びました。
アップサイクルフラワーポット制作ワークショップ
廃プラスチックを使ったフラワーポットに多肉植物を植えるワークショップを開催しました。参加者全員が手を動かしながら、持続可能な循環型社会の意識を高める貴重な体験をしました。
ペットボトルキャップの回収
地域の皆さまから多くのペットボトルキャップを提供いただき、リサイクルとアップサイクルの重要性を理解する良い機会となりました。
パタゴニア日本支社との連携
このイベントでは、パタゴニア日本支社からもご協力をいただき、対馬の海洋プラスチックを100%リサイクルして作られたフリスビーの開発に関する講話が行われました。さらに、パタゴニアの方々は、佐賀県で初めてOECMに登録された唐津市相知横枕地区の視察を行い、地域の環境保護活動や生物多様性の保全について深く理解していただきました。
地域連携による広がる可能性
今回のイベントには、佐賀県外からも多くの参加者が集まり、長崎県や福岡県からも積極的な参加がありました。フラワーポットプロジェクトを通じて、北西九州地域の新たなコミュニティと連携が生まれ、環境問題の解決に向けた地域間の協力が進んでいます。私たちは今後も、北西九州地域全体で環境問題に取り組み、持続可能な未来を目指して活動していきます。
大丸のクリスマス2023 「Circulation(循環)~circulation to the future(輝く未来への循環)」
今年の大丸のクリスマスのテーマである「循環」のアイコンとして、 廃プラや海洋プラごみを使用した“フラワーポット”を用いツリーの装飾を行いました。
フラワーポットはイベントを通してたくさんの人の手に渡り、 手にした人々の周りで新たなコミュニケーションが生まれます。
廃棄されるものが価値のあるものに生まれ変わること、 また資源を有効に活用することで廃棄物の発生を最小化する サーキュラーエコノミーについて体感することができる活動を目指しています。
プロジェクトには国内8団体、海外3団体のプレシャスプラスチックが参加
“フラワーポット”は、国内外の団体との共創プロジェクトで作られたもの。 地域で出たプラスチック廃棄物を地域内で価値ある資源に活動していく 世界的な活動<プレシャスプラスチック>の活動で生まれました。
より多くの方々へ伝える活動として、世界各国、日本各地で 活動するプレシャスプラスチックの団体との共創を目指し、 2023年8月に日本各地のメンバーと共にプロジェクトを立ち上げ活動を進めました。
国内8団体、海外3団体がプロジェクトに参加し、 各国・各地域の廃棄プラスチックがフラワーポットとして 生まれ変わり、ツリーを彩っています。
長崎県対馬市と連携し、オーナメントに使用するフラワーポットづくりのワークショップを開催 2023/10/28
長崎県対馬市と連携し、10/28(土)、 オーナメントに使用するフラワーポットづくりのワークショップを開催しました。 ワークショップで使った素材は、 9月に博多大丸から対馬市にお試し移住をした 「ボトルキャップベア」で回収されたペットボトルキャップ。 福岡在住の対馬ご出身の方々など、対馬にゆかりのある皆さんと共創し、 対馬で回収した廃プラのアップサイクル体験とフラワーポットづくりを行いました。 出来上がったフラワーポットは、実際にツリーの装飾として利用されています。
クリスマスツリー点灯式~未来へ繋げる誰かと繋がる~ 大丸福岡天神店 2023/11/11
11月11日に行われたクリスマスツリーの点灯式では、プレシャスプラスチック九州/九州探検隊(福岡県福岡市)、プレシャスプラスチック唐津(佐賀県唐津市)、Shipback(鹿児島県日置市)、合同会社Reprise(鹿児島県霧島市)が参加し、対馬市SDGs推進課の前田さんも交え、「プレシャスプラスチックの活動とフラワーポットプロジェクト」をテーマにトークセッションを行いました。
プロジェクトに参加した各団体の代表者が、地域課題やそれぞれの取組みについて話し、今回のツリーに込めた思いや今後の活動について語りました。
対馬の海岸に代表されるように、日本各地の海岸に漂着し続ける海ごみは、深刻な環境問題です。 海ごみの大半を占めるプラスチックごみは、世界中で大きな問題となっています。
点灯式では、対馬市の方々や大丸福岡天神店の方々と一緒に、点灯ボタンを押しました。
フラワーポットで彩られたオーナメントは光で照らされ、フォトスポットととなり多くの来場者写真を撮影していました。
各地のプレシャスプラスチック、対馬市の方々ともお会いすることでき、とても素晴らしいクリスマスプロジェクト&点灯式になりました。
フラワーポットは対馬市のANA空港にもツリーとベアに彩られました! 2023/12/8
フラワーポットは対馬市役所SDGs推進課によって対馬のANA空港に、ツリーとペットボトルキャップベアに飾られました。