唐津Farm&Foodの循環型社会への取り組み
2023年、福岡大丸天神店のクリスマスイベントで国内8団体、海外3団体のプレシャスプラスチックから始まったフラワーポットプロジェクトは、廃棄プラスチックや海洋プラスチックのアップサイクルに取組むことでより多くのコミュケーションと循環を生み出すプロジェクトです。
「循環」のアイコンとなるのは、廃プラや海洋プラごみを使用した“フラワーポット”。 フラワーポットはイベントを通してたくさんの人の手に渡り、手にした人々の周りで新たなコミュニケーションが生まれます。
廃棄されるものが価値のあるものに生まれ変わること、また資源を有効に活用することで廃棄物の発生を最小化するサーキュラーエコノミーについて体感することができる活動を目指します。
プラントポット(植木鉢)の特徴
- ひとつのプラントポット小は、約29個のペットボトルキャップ(重さ平均2.5g/個)で作られています。これは、約73gのプラスチックをリサイクルしたことに相当します。プラントポット大は約96g、38個のペットボトルキャップ。
- プラントポットに植物を植えると、植物が二酸化炭素を吸収して酸素を放出します。これにより、環境にやさしい循環が生まれます。
- プラントポットは、一つ一つ手作りで作られています。そのため、形や色、模様などが異なります。世界にひとつだけのオリジナルのプラントポットです。
- プラントポットは、耐久性が高く、水やりや肥料の管理も簡単です。室内やベランダなど、好きな場所に飾ることができます。
フラワーポットプロジェクト イベント
- 2024年9月21日 唐津南高等学校 虹の松原プロジェクトチーム × 唐津Farm&Food「森川海人っ体験スクール フラワーポットプロジェクト」
- 2024年8月10日【親子向け体験】ペットボトルのキャップから植木鉢をつくろう! 佐賀CSO
- 2024年5月3日 フラワーポット 多肉植物 ワークショップ
- 2024年2月17日 対馬青年の家でフラワーポット作りワークショップ & SDGs カフェ
- 2023年12月8日 フラワーポットは対馬市のANA空港にもツリーとベアに彩られました!
- 2023年11月11日 クリスマスツリー点灯式~未来へ繋げる誰かと繋がる~ 大丸福岡天神店
- 2023年10月28日 長崎県対馬市と連携し、オーナメントに使用するフラワーポットづくりのワークショップを開催
- 2023年8月~ クリスマス フラワーポットプロジェクト 国内8団体、海外3団体のプレシャスプラスチックが参加
唐津南高等学校 虹の松原プロジェクトチーム × 唐津Farm&Food「森川海人っ体験スクール フラワーポットプロジェクト」
2024年9月21日、唐津南高等学校の虹の松原プロジェクトチームと唐津Farm&Food(Precious Plastic Karatsu)が協力して、「森川海人っ体験スクール フラワーポットプロジェクト」を東唐津公民館で開催しました!このイベントは、廃プラスチックを使ったフラワーポットづくりを通じて、地域の皆さんと一緒に環境について考えるきっかけをつくるものです。
■日時:9月21日 時間:10:00~
■場所:東唐津公民館
■参加人数: 約73名(子供、保護者、地域住民)
協力:九州探検隊(株式会社博多大丸、Precious Plastic Kyushu)、九州地方ESD活動支援センター、パタゴニア日本支社、横枕農園、森川海人っプロジェクトチーム、株式会社リプラテックス、佐賀CSO、Clema Factory
環境教育ワークショップ
虹の松原プロジェクトチームの生徒たちが、虹の松原や地域の生物多様性、そして「循環型社会」やESD(持続可能な開発のための教育)について発表。なんと、この中には10月に全国大会に出場予定の生徒も!EPO九州とESD活動支援センターからも、来年4月に施行される「生物多様性増進活動促進法」に関する講話があり、地域の生物多様性保全についても学びました。
アップサイクルフラワーポット制作ワークショップ
廃プラスチックを使ったオリジナルのフラワーポットに、多肉植物を植えるワークショップも行いました。みんなで手を動かしながら、持続可能な社会づくりを体験。家に持ち帰るフラワーポットを作りながら、リサイクルの大切さも実感していただきました。
ペットボトルキャップの回収
地域の皆さんからたくさんのペットボトルキャップをご提供いただき、回収したキャップのリサイクルやアップサイクルの大切さについても学ぶ良い機会となりました。
パタゴニア日本支社との連携
さらに、パタゴニア日本支社からは、対馬の海洋プラスチックを100%リサイクルしたフリスビーの開発についてお話がありました。パタゴニアの方々は、佐賀県で初めてOECMに登録された唐津市相知横枕地区も訪れ、地域の環境保護活動にも深い理解を寄せていただきました。
地域連携による広がる可能性
今回のイベントには、長崎や福岡からもたくさんの方が参加してくれました!フラワーポットプロジェクトを通して北西九州の新しいコミュニティがつながり、地域間で協力しながら環境問題に取り組む可能性がさらに広がっています。これからも北西九州全体で力を合わせ、持続可能な未来を目指して活動していきます!
8月10日(土)【親子向け体験】ペットボトルのキャップから植木鉢をつくろう! 佐賀CSO
2024年8月10日、佐賀CSOが佐賀市市民活動プラザで開催した「【親子向け体験】ペットボトルのキャップから植木鉢をつくろう!」ワークショップに参加しました。
このワークショップでは、親子でプレシャスプラスチックの射出成型機を使い、ペットボトルキャップをアップサイクルして植木鉢を作成し、多肉植物を植えました。
午前中には7組、午後には6組のご家族が参加し、皆さんに大変楽しんでいただきました。特に、佐賀CSOの方々が準備してくださった多肉植物を使った植栽と、育て方の丁寧な指導が好評でした。子どもたちも大喜びで、とても充実したイベントとなりました。
このワークショップは告知直後に定員に達するほどの人気ぶりで、誠にありがとうございました。 次回は唐津市でも同様のイベントを開催できればと考えています。
今回作った植木鉢は廃プラスチック100%で、セカンドリサイクルも可能です。家族で作った植木鉢で植物を育てる楽しさを、ぜひ皆さんも体験してみてください。
フラワーポット 多肉植物 SDGsワークショップ 2024/5/3
開智高校の生徒達がゴールデンウィークの休日を利用してプレシャスプラスチック唐津を視察に埼玉から来唐してくれました。 またこの日は唐津南高校と母の日に向けたフラワーポット作りと、多肉植物のアレンジメントのワークショップを行いました!
プレシャスプラスチックの射出成型機で唐津南高校の生徒が集めたペットボトルキャップをリサイクルし、フラワーポットを作成。ひとつのフラワーポットは約36個のペットボトルキャップでできています。フラワーポットの模様は同じものができないので世界にひとつのフラワーポットです。
佐賀CSOの方達にアイディアをもらい、多肉植物のエチェベリアを中心にプレシャスプラスチックでリサイクルしたポットでアレンジメントしました。 生徒たちの母親も喜んでくださったようです。
開智高校の生徒達も埼玉でプレシャスプラスチックの設立を進めています。 先日は早稲田大学の生徒が来唐し、プレシャスプラスチック唐津の取材をしてくれました。
唐津南高校とおこなっている唐津の環境保全の活動が九州から関東にも広がっていっています! これからプレシャスプラスチックの活動を一緒に行えたらと思います!
関連リンク
大丸のクリスマス2023 「Circulation(循環)~circulation to the future(輝く未来への循環)」
今年の大丸のクリスマスのテーマである「循環」のアイコンとして、 廃プラや海洋プラごみを使用した“フラワーポット”を用いツリーの装飾を行いました。
フラワーポットはイベントを通してたくさんの人の手に渡り、 手にした人々の周りで新たなコミュニケーションが生まれます。
廃棄されるものが価値のあるものに生まれ変わること、 また資源を有効に活用することで廃棄物の発生を最小化する サーキュラーエコノミーについて体感することができる活動を目指しています。
プロジェクトには国内8団体、海外3団体のプレシャスプラスチックが参加
“フラワーポット”は、国内外の団体との共創プロジェクトで作られたもの。 地域で出たプラスチック廃棄物を地域内で価値ある資源に活動していく 世界的な活動<プレシャスプラスチック>の活動で生まれました。
より多くの方々へ伝える活動として、世界各国、日本各地で 活動するプレシャスプラスチックの団体との共創を目指し、 2023年8月に日本各地のメンバーと共にプロジェクトを立ち上げ活動を進めました。
国内8団体、海外3団体がプロジェクトに参加し、 各国・各地域の廃棄プラスチックがフラワーポットとして 生まれ変わり、ツリーを彩っています。
長崎県対馬市と連携し、オーナメントに使用するフラワーポットづくりのワークショップを開催 2023/10/28
長崎県対馬市と連携し、10/28(土)、 オーナメントに使用するフラワーポットづくりのワークショップを開催しました。 ワークショップで使った素材は、 9月に博多大丸から対馬市にお試し移住をした 「ボトルキャップベア」で回収されたペットボトルキャップ。 福岡在住の対馬ご出身の方々など、対馬にゆかりのある皆さんと共創し、 対馬で回収した廃プラのアップサイクル体験とフラワーポットづくりを行いました。 出来上がったフラワーポットは、実際にツリーの装飾として利用されています。
クリスマスツリー点灯式~未来へ繋げる誰かと繋がる~ 大丸福岡天神店 2023/11/11
11月11日に行われたクリスマスツリーの点灯式では、プレシャスプラスチック九州/九州探検隊(福岡県福岡市)、プレシャスプラスチック唐津(佐賀県唐津市)、Shipback(鹿児島県日置市)、合同会社Reprise(鹿児島県霧島市)が参加し、対馬市SDGs推進課の前田さんも交え、「プレシャスプラスチックの活動とフラワーポットプロジェクト」をテーマにトークセッションを行いました。
プロジェクトに参加した各団体の代表者が、地域課題やそれぞれの取組みについて話し、今回のツリーに込めた思いや今後の活動について語りました。
対馬の海岸に代表されるように、日本各地の海岸に漂着し続ける海ごみは、深刻な環境問題です。 海ごみの大半を占めるプラスチックごみは、世界中で大きな問題となっています。
点灯式では、対馬市の方々や大丸福岡天神店の方々と一緒に、点灯ボタンを押しました。
フラワーポットで彩られたオーナメントは光で照らされ、フォトスポットととなり多くの来場者写真を撮影していました。
各地のプレシャスプラスチック、対馬市の方々ともお会いすることでき、とても素晴らしいクリスマスプロジェクト&点灯式になりました。
フラワーポットは対馬市のANA空港にもツリーとベアに彩られました! 2023/12/8
フラワーポットは対馬市役所SDGs推進課によって対馬のANA空港に、ツリーとペットボトルキャップベアに飾られました。