サーキュラーエコノミー 資源循環プロジェクト

Circular Economy

サーキュラーエコノミー

唐津Farm&Foodは、地域の豊かな自然環境と生態系を次世代に引き継ぐため、環境教育とサーキュラーエコノミー(循環型経済)の推進に取り組んでいます。

なかでも、世界的課題である廃プラスチック問題の解決に向けて、「Precious Plastic」プロジェクトを展開。

Precious Plastic、プラスチックアップサイクル、海洋プラスチック問題について詳しくはこちら

クジラキーホルダー
ペットボトルキャップ100%をリサイクルしたクジラキーホルダー

地域から循環型社会を実現することを目指し、廃プラスチックの回収からリサイクル、そしてアップサイクルまでの一連のプロセスを体験できる環境教育プログラムを提供しています。

プラスチック
対馬の海岸で回収したペットボトルキャップ

プラスチック資源循環 活動実績 2026年4月時点

  • 回収したプラスチック:累計 3,026kg(ペットボトルキャップ 約121万個分)
  • プラスチックリサイクル体験者:累計 13,482名
無印良品 リサイクル
無印良品でリサイクル、アップサイクルのワークショップ

ワークショップでは、Precious Plasticの専用リサイクル機械を使い、廃プラスチックが新たな製品へと生まれ変わる瞬間を実際に体験できます。

TEMM25 第25回日中韓三カ国環境大臣会合ユースフォーラム
唐津南高校・虹の松原プロジェクトチーム卒業生がTEMM25 第25回日中韓三カ国環境大臣会合ユースフォーラムに参加 テーマは"プラスチック資源循環経済の実現"
パタゴニア
パタゴニア・インターナショナルインク 日本支社と海ゴミの視察

また、プラスチックごみが海に流れ、マイクロプラスチックへと姿を変える過程や、その影響が生態系にどのように及ぶかを学び、資源循環と環境保護に対する理解を深めます。

ブルーオーシャンドーム ワークショップ
EXPO2025 大阪・関西万博 ブルーオーシャンドームでのワークショップ

知識を超え、実践へ。そして実践から共感へ。

サステナブルな未来を自らの手で創造するこのプログラムは、ツーリズム事業や企業研修、学校教育など、あらゆるシーンで新たな価値とつながりを生み出しています。

SDGs Workshop 実績 - 合計159回

2025年までの累計139回 + 2026年実績20回 = 総合計159回(2026年4月現在)

SDGs Workshop 実績 2026

ミーナ天神でのSPOGOMI×MINA TENJINアップサイクルワークショップ
SPOGOMI×MINA TENJINアップサイクルワークショップ(2026年5月)
SPOGOMIで回収されたペットボトルキャップ
カラフルなアップサイクルビーズの成形
自分の手でつくる世界にひとつのキラキラブレスレット
廃キャップから生まれたノベルティのキーホルダー

ミーナ天神「SPOGOMI×MINA TENJIN」アップサイクルワークショップを開催しました(2026年)

ペットボトルキャップが、キラキラブレスレットになる——天神での体感型循環

2026年5月9日(土)、福岡天神のミーナ天神にて、「SPOGOMI×MINA TENJIN」アップサイクルワークショップを開催しました。先のゆめタウン久留米での開催に続き、SPOGOMIで回収されたペットボトルキャップが、身につけられるアイテムへと生まれ変わる全工程を体感していただく時間を担当しました。

洗浄・粉砕・成形から、自分の手でブレスレットへ

会場では、SPOGOMIで回収されたペットボトルキャップを、まず洗浄・粉砕し、機械で成形してカラフルなアップサイクルビーズへ。続いて、参加者の皆さまにそのビーズを使って、世界にひとつのキラキラブレスレットを自分の手でつくっていただきました。

お子様から大人まで、ノベルティのキーホルダーも

ごみが素材になり、身につけられるものへ生まれ変わっていく——その工程を、目で見て・手で触れて・自分で作って、まるごと体感できるワークショップとなりました。お子様から大人まで、環境問題に向き合いながら、たくさんの皆さまにご参加いただきました。あわせて、ノベルティとして廃キャップから生まれたキーホルダーもお持ち帰りいただきました。

立ち寄ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。これからも、日常の風景のなかでアップサイクルに出会える機会を、各地で広げていきます。

ビーズプロジェクトの詳細はこちら

BYD AUTO佐賀店長の渡邊さまから募金を受け取る様子
BYD AUTO佐賀さまから1,029名分の募金を受領(2026年4月)
BYD AUTO佐賀店店内に並ぶクジラキーホルダーとバルーナーズコースター
4月23日にBYD AUTO佐賀さまと一緒に制作したバルーナーズコースター

BYD AUTO佐賀さまから1,029名分の募金を受け取りました(2026年)

4月8日のコートサイドから始まった物語が、唐津の海岸へ

2026年4月30日、唐津のBYD AUTO佐賀店にて、店長の渡邊さまから、先のSAGAアリーナでの募金ブースに集まった皆さまの想いを受け取りました。1,029名/117,531円。佐賀の海と未来のために、一歩を踏み出してくださった皆さまの数字です。

「あなたの一歩が大きな力になります」——ブースに掲げたメッセージ

4月8日、SAGAアリーナで開催された佐賀バルーナーズ vs レバンガ北海道戦の夜、BYD AUTO佐賀さまと一緒に出したブースには、こんなメッセージを掲げていました。

「地球温暖化の影響で、ラッコたちの暮らす海も変化しています。未来の自然と命を守るために、あなたの一歩が大きな力になります。」

その一夜のメッセージに、こんなにも多くの方が応えてくださったこと、本当にありがとうございました。

募金だけでなく、店頭の棚にも、ポスターにも

当日驚いたのは、BYD AUTO佐賀店の店内に、私たちのクジラキーホルダーバルーナーズコースターが並んでいたことでした。コースターは、4月23日にBYD AUTO佐賀の方がわざわざ唐津までお越しくださり、一緒に制作したものです。

さらに店内には、Precious Plastic唐津を紹介するオリジナルポスター「海を守り、未来を創る」までご用意いただいていました。私たちの活動が丁寧にまとめられた一枚を前に、言葉が出ない時間となりました。募金にとどまらず、店頭の棚にも、ポスターにも——私たちのほうが、たくさん受け取っている気がしています。

唐津の海岸へ、そして次の展開へ

このたびお預かりした募金は、唐津の海岸に流れ着いたプラスチックを回収し、新しいプロダクトへと生まれ変わらせる活動に使わせていただきます。唐津のNPO、地元の企業、そして佐賀のBリーグ球団——小さな缶バッジ14種+シークレット1種から始まった4月の物語が、海岸のプラスチックの行き先へとつながっていきます。

コースターはおかげさまで残り少なくなってきているので、また制作してお届けします。次は店頭やSAGAアリーナで、来店された方ご自身が「捨てるはずだったキャップ」を溶かしてコースターをつくるワークショップ、そして試合のパブリックビューイングも、ご一緒にできたらと思っています。

BYD AUTO佐賀のみなさま、そして募金にご参加くださったバルニスタ1,029名のみなさま、本当にありがとうございました。唐津の海のお話は、まだ続きます。

KARAE SHOPに並んだ新作のThe Whaleクジラキーホルダー
第14回 唐津やきもん祭りの会期に合わせ再入荷(2026年4月)
ひとつとして同じ色のないThe Whaleクジラキーホルダー
唐津中央商店街エリアで開催される唐津やきもん祭り
京町のKARAE SHOP店頭

第14回 唐津やきもん祭りに合わせ、KARAE SHOPにクジラキーホルダーを再入荷しました(2026年)

400年の唐津焼と、唐津のキャップから生まれるクジラ——同じ唐津の手仕事として

2026年4月29日(水・祝)から5月5日(火・祝)まで、唐津中央商店街エリアにて開催される第14回 唐津やきもん祭り。「食と器の縁結び」をテーマに、400年続く唐津焼の器が並ぶ7日間です。その会場のど真ん中——京町のKARAE SHOPに、唐津で集めたペットボトルキャップから生まれた「The Whale クジラキーホルダー」を、もう一度並べました。

新しいクジラたちが、棚に並びました

先日のお取り扱いスタートのご報告からこれまで、KARAE SHOPのクジラたちは少しずつ旅立っていきました。たくさんの方が手に取ってくださり、本当にありがとうございます。やきもん祭りの会期にあわせ、新しいクジラたちが棚に並びました。

ひとつとして、同じ色のクジラはいません

暮らしのなかから出てきたキャップも、海に流れ着いたキャップも、すべて混ざり合って、ひとつのクジラになります。集まってくるプラスチックの色がひとつとして同じではないから、出来上がるクジラの色も、ひとつとして同じではない。前にいたクジラと、今いるクジラは、別物です。

400年の唐津焼と、同じ唐津の手仕事として

400年の手仕事で生まれる器も、唐津で集めた素材で生まれるクジラも、同じ唐津の手仕事。器を巡るついでに、5分だけ、暮らしと海のことを、持って帰ってみませんか。

イベント情報

  • イベント:第14回 唐津やきもん祭り
  • テーマ:食と器の縁結び
  • 会期:2026年4月29日(水・祝)〜5月5日(火・祝)
  • 会場:唐津中央商店街エリア
  • クジラ取扱店舗:KARAE SHOP(唐津市京町1783)

KARAE SHOPの詳細はこちら
The Whale クジラキーホルダーの詳細はこちら

ゆめタウン久留米でのSPOGOMI×UNIQLOアップサイクルワークショップ
SPOGOMI×UNIQLOアップサイクルワークショップ(2026年4月)
SPOGOMIで回収されたペットボトルキャップ
洗浄・粉砕された素材から成形されるカラフルなビーズ
自分でビーズを選んでブレスレットを制作する参加者の手元

「SPOGOMI×UNIQLO」アップサイクルワークショップを開催しました(2026年)

ごみが素材になり、身につけられるものへ——見て・触れて・作って体感する循環

2026年4月18日(土)、ゆめタウン久留米にて、「SPOGOMI×UNIQLO」アップサイクルワークショップを開催しました。スポーツ感覚でごみを拾うSPOGOMIで回収されたペットボトルキャップが、ファッションアイテムへと生まれ変わる——その全工程を体感していただく時間を担当しました。

SPOGOMIで集まったキャップが、ブレスレットになるまで

会場では、SPOGOMIで回収されたペットボトルキャップを、まず洗浄・粉砕し、機械で成形してカラフルなアップサイクルビーズへと生まれ変わらせるところからスタート。続いて、参加者の皆さまにそのビーズを使って、世界にひとつだけのブレスレットを自分の手でつくっていただきました。

「見て・触れて・作って」体感する循環

ごみが素材になり、身につけられるものへ生まれ変わっていく——その工程を、目で見て・手で触れて・自分で作って、まるごと体感できるワークショップとなりました。お買い物の途中でブースに立ち寄ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。これからも、日常の風景のなかでアップサイクルに出会える機会を、各地で広げていきます。

ビーズプロジェクトの詳細はこちら

KARAE SHOPで唐津のアップサイクル製品の取り扱い開始
KARAE SHOPで取扱開始(2026年4月)
唐津で回収されたプラスチックから生まれたクジラキーホルダー
アップサイクル素材から生まれたフラワーポット

KARAE SHOPで唐津のアップサイクル製品の取り扱いがはじまりました(2026年)

唐津の海が、お土産になる——KARAE SHOPと始める小さな循環

2026年4月、唐津・京町のKARAE SHOPさまにて、私たちのアップサイクル製品の取り扱いがスタートしました。「唐津を訪れる方々に、唐津の今を届けたい」——そんな想いを持つKARAE SHOPさまから、私たちの活動を知ってお声がけいただき実現した、新しいかたちのお取り扱いです。

「一緒にやろう」と決めた理由

正直なところ、店頭での販売はこれまでずっと考えていませんでした。けれど、唐津出身のKARAE SHOPの皆さまが、唐津の海や環境保全への想いをしっかりと理解してくださったうえでのご依頼だったからこそ、「一緒にやろう」と決めることができました。商品を売るためではなく、唐津の海と暮らしのつながりを、お土産という入り口から伝えていくための取り組みです。

唐津の海から生まれた3つのアップサイクル製品

店頭にお並びいただいているのは、唐津や周辺の海で回収されたプラスチック・ペットボトルキャップから生まれた次の3アイテムです。

  • クジラキーホルダー ——唐津の海に思いを馳せる旅のお守り
  • オリジナルコースター ——日常の暮らしに循環を添える一枚
  • フラワーポット ——プラスチックごみが、緑を育てる器へ

一点ずつ異なるマーブル模様は、世界にひとつだけ。手に取った瞬間から、小さな循環がはじまります。

お求めいただける場所

クジラキーホルダーはオンラインショップでは現在売り切れとなっておりますが、ふるさと納税の返礼品、そして唐津・KARAE SHOP(唐津市京町1783)の店頭でお求めいただけます。唐津にお越しの際は、ぜひKARAE SHOPまで足をお運びください。

KARAE SHOPの取扱商品詳細はこちら
クジラキーホルダー(旅するクジラ)の詳細はこちら

SAGAアリーナでBYD AUTO佐賀と設置した募金ブース
BYD AUTO佐賀さまとの募金ブース設置(2026年4月)
1階エントランスに設置された募金ブース
募金参加者にお渡しした選手コラボ缶バッジ
佐賀バルーナーズの試合の様子

SAGAアリーナで「BYD AUTO佐賀」と募金ブースを設置しました(2026年)

「地球の温度を1℃下げよう」——コートサイドで出会う、地球を想う気持ち

2026年4月8日、SAGAアリーナで開催された佐賀バルーナーズ vs レバンガ北海道戦にて、ゲームパートナーを務められたBYD AUTO佐賀さまと連携し、1階エントランスに募金ブースを設置していただきました。「地球の温度を1℃下げよう」というBYDさまの想いと、私たち唐津Farm&Foodが日々取り組んでいる活動の根っこは、同じ方向を向いています。その重なりを、スポーツのコートサイドで来場者の皆さまへお伝えする一日となりました。

100円の募金から始まる、選手コラボ缶バッジ

ブースでは、100円以上の募金とSNSフォローに参加してくださった皆さまへ、佐賀バルーナーズ選手コラボの缶バッジをプレゼント。試合前から多くのバルーナーズファン・バルニスタの皆さまが立ち寄ってくださり、地球環境を想う気持ちと地元チームを応援する気持ちが、同じテーブルで自然と重なっていく時間となりました。

大逆転の夜と、スポーツが持つ「人を動かす力」

そして試合は——一時10点差のビハインドから、粘り強いディフェンスと27アシストという圧巻のチームバスケットで、見事な大逆転勝利となりました。地球環境を想う人たちと、地元チームを想う人たちが同じ場所に集まった夜。スポーツには人を動かす力がある——その実感が、会場の熱気とともに残った一日となりました。

BYD AUTO佐賀さま、佐賀バルーナーズの皆さま、そして募金にご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。地域とスポーツを結びながら、これからも環境への小さなアクションの輪を広げていきます。

福岡フラワーショーで九州探検隊と開催したプレシャスプラスチックワークショップ
福岡フラワーショーでのワークショップ(2026年3月)
ペットボトルキャップを溶かして世界にひとつだけのフラワーポットを制作
第一園芸センターの観葉植物と七山CLEMA FACTORYのビオラ展示
自分でアップサイクルしたフラワーポットに鉢植えする子どもたち

福岡フラワーショーで九州探検隊とプレシャスプラスチックWSを開催しました(2026年)

プラスチックごみが、花を育てる鉢になる——花の街・福岡から伝える小さな循環

2026年3月22日、福岡市植物園で開催された福岡フラワーショーにて、九州探検隊(大丸福岡天神店)とともにプレシャスプラスチックのワークショップを開催しました。集められたペットボトルキャップを溶かし、ひとつとして同じものがない世界にひとつだけのフラワーポットを制作する時間となりました。

唐津・佐賀・七山の素材が、福岡で出会った会場

会場では、先日ご視察いただいた佐賀市の第一園芸センターさまの観葉植物をアップサイクル・フラワーポットへと植え込んで紹介。七山のCLEMA FACTORYさまのビオラも展示として並び、唐津・佐賀・七山の素材たちが一堂に会する空間となりました。

子どもたちが、自分でつくった鉢に植える時間

なかでも印象に残ったのは、自分たちでアップサイクルしたフラワーポットに鉢植えをする子どもたちの笑顔です。素材を「ごみ」から「器」へと変え、そこへ自分の手で植物を植えていく——一連の流れを身体で体験できる、循環がそのまま手のなかに収まる時間となりました。

ビオラはシーズンオフを迎える時期のため展示のみとなりましたが、来場された皆さまから「欲しい!」というお声をたくさんいただきました。

花の街・福岡で、小さな循環を感じていただく

プラスチックごみが、緑を育てる器になる。そんな小さな循環を、花の街・福岡で感じていただけたなら嬉しく思います。

  • イベント:福岡フラワーショー
  • 会場:福岡市植物園
  • 会期:2026年3月26日(木)まで開催
福岡・宗像での環境保全活動団体交流会で講演する様子
「地域からはじまるネイチャーポジティブ」をテーマに講演(2026年3月)
ペットボトルキャップをアップサイクルしたビーズでブレスレット制作
ハート型の絵馬に願いを書いてツリーに飾るワーク
光陵高等学校うみがめクラブによるカスミサンショウウオ保全活動の発表
福岡の環境保全活動団体の皆さまとの交流

福岡・宗像「環境保全活動団体交流会」で講演とワークショップを行いました(2026年)

ネイチャーポジティブが、つながりに変わる一日

2026年3月15日、福岡県宗像市で開催された環境保全活動団体交流会にて、「地域からはじまるネイチャーポジティブ」をテーマに、講演とワークショップを行いました。福岡県内で環境保全に取り組む団体・学校の皆さまと同じテーブルで一日を過ごし、地域からのネイチャーポジティブが「つながり」に変わっていく時間となりました。

3つのテーマで講演 ——海洋プラスチック・循環・OECM

講演では、私たちが取り組んできた次の3つのテーマについて、福岡の皆さまにお伝えしました。

  • 対馬をはじめとする海洋プラスチック問題 ——日本有数の漂着地として知られる対馬の現状と、対馬SDGsパートナーズとしての取り組み
  • サーキュラーエコノミーの実践 ——Precious Plasticによる廃プラスチックのアップサイクル循環
  • 相知町・横枕の自然共生サイト(OECM) ——佐賀県初の環境省認定自然共生サイトでの保全活動

高校生も夢中になった、ビーズと絵馬のワークショップ

講演とあわせて、廃ペットボトルキャップをアップサイクルしたビーズでブレスレットづくり、そしてハート型の絵馬に願いを書いてツリーに飾るワークショップを行いました。会場に集まった高校生の皆さんも夢中で手を動かしてくれ、年代や団体を越えて、同じテーブルでものづくりを楽しむ時間となりました。

光陵高等学校うみがめクラブと出会えた、希望の発表

当日のプログラムの中でも特に印象に残ったのが、光陵高等学校うみがめクラブの皆さまによるカスミサンショウウオの保全活動の発表でした。佐賀ではサンショウウオを隠さなければならない現実があるなかで、福岡では若い世代が中心となって「みんなで守る」姿勢を発信されていること——そのまっすぐな取り組みに、胸があつくなる思いがしました。

月平均12万PVが運ぶ、ストーリーがつないでくれる仲間

会場では「なぜこんなに活動が広がったのか?」というご質問もいただきました。私たちが日々続けている月平均12万PVのウェブ・SNS発信と、ひとつひとつ積み重ねてきたストーリーが、人とのつながりを生んでくれているのだと、あらためて感じる場面でした。

同じ課題を抱え、環境に熱い想いを持った団体の皆さまと共鳴できた、学び多き一日となりました。これからも九州を起点に、地域からのネイチャーポジティブを広げていきます。

呼子小学校5年生へ新クジラキーホルダーをサプライズプレゼント
新クジラキーホルダーをサプライズプレゼント(2026年3月)
ペットボトルキャップをアップサイクルした新作クジラキーホルダー
先生と一緒にデザインしたオリジナルのクジラ
呼子小5年生が公民館で地域の方へ学習成果を発表する様子

呼子小学校5年生へ、新クジラキーホルダーをサプライズプレゼント(2026年)

子どもたちの「ほしい!」から始まった、世界にひとつのデザイン

2026年3月6日、呼子小学校の5年生の皆さんへ、ペットボトルキャップをアップサイクルした新作クジラキーホルダーをサプライズプレゼントしました。このキーホルダーは、これまでのビーチクリーンや海洋学習のあとに子どもたちから届いた感想文にあった「キーホルダーが欲しい!」という一言をきっかけに生まれた、世界にひとつのデザインです。

先生と一緒にデザインした、オリジナルのクジラ

新しいクジラのフォルムは、担任の先生と一緒にデザインさせていただいたオリジナル。子どもたちの感想文から芽吹いた小さな願いが、先生の手と私たちの射出成形機を経て、ペットボトルキャップ100%のキーホルダーとして、ひとつひとつかたちになりました。受け取った瞬間の表情に、これまでの学びが確かに残っていることを感じる時間となりました。

「呼子の海をキレイにしたい」自発的に動いた5年生

呼子小5年生は、「呼子の海をキレイにして、インスタ映えする場所にしたい」と自分たちで語り、自発的にビーチクリーンを立ち上げてくれました。学習後には公民館に集まった地域の方々の前で発表まで行うなど、その熱量と行動力には何度も驚かされてきました。6年生になっても、ふるさと呼子を盛り上げるアクションを、ぜひ続けていってほしいと願っています。

4年間続いてきた、呼子小学校との特別な時間

4年にわたって関わり続けてきた呼子小学校は、私たちにとっても特別な場所です。先日お届けした絵本『あおいほしのあおいうみ』に続き、今回のキーホルダーも、地域の海と子どもたちの学びをつなぐ小さなお守りになればと願っています。来年度もまた、一緒に活動できますように。

第一園芸さまをお迎えしてフラワーポット制作を行う様子
第一園芸さまにご視察いただきました(2026年2月)
アップサイクル素材を用いたフラワーポットの製作工程
園芸・農業の視点から意見交換する様子
廃プラスチックを資源として循環させ植物を育てる器へ

第一園芸さまにご視察いただき、フラワーポットを制作しました(2026年)

園芸・農業の視点が広げる、アップサイクル・フラワーポットの可能性

2026年2月26日、佐賀市の第一園芸さまにお越しいただき、アップサイクル素材を用いたフラワーポットの制作をご覧いただきました。実際の製作工程を見ていただきながら、園芸・農業のプロフェッショナルとしての視点から、多くのアイディアや貴重なアドバイスをいただく時間となりました。

園芸・農業のプロからいただいた、新たな視座

これまでフラワーポットは、環境教育やサーキュラーエコノミーの文脈で発信してきましたが、現場で日々植物と向き合うプロからのご助言は、私たちにとって新鮮な学びとなりました。素材としての特性や、生活シーンでの使われ方など、これまで見えていなかった可能性をあらためて見つめ直す機会となりました。

暮らしのなかで「循環」を感じてもらうために

廃プラスチックを資源として循環させ、植物を育てる器へと生まれ変わらせる——このフラワーポットには、アップサイクルそのものだけでなく、暮らしのなかで循環を感じてもらうきっかけをつくりたいという思いを込めています。家庭やオフィスの何気ない場所に置かれた一鉢が、毎日の暮らしと地球のつながりを、静かに思い出させてくれる存在になればと願っています。

園芸・農業・環境のつながりを、もう一歩先へ

今回いただいたご意見を今後の活動にも活かしながら、フラワーポットを通じて、園芸・農業・環境のつながりをさらに広げていけたらと考えています。これからの展開も、ぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。

七山CLEMA FACTORYでアップサイクル・フラワーポットに植え込まれたビオラ
「世界でひとつ」のビオラを「世界でひとつ」のポットに(2026年2月)
七山CLEMA FACTORYで植え込み作業を行う様子
極小ビオラ「ナノビオラ」「流星」「みつばちの羽音」「シークレットベイン」
マーブル模様のアップサイクル・フラワーポットに植えられたビオラ

七山CLEMA FACTORYでフラワーポットにビオラを植え込みました(2026年)

「世界でひとつ」のビオラを、「世界でひとつ」のポットに

2026年2月22日、唐津・七山のCLEMA FACTORYさまにて、ペットボトルキャップ由来のアップサイクル・フラワーポットへ、丁寧にビオラを植え込んでいただきました。色と色が溶け合うマーブル模様のポットに、繊細な花脈を持つビオラが寄り添う——ひとつひとつが特別な仕上がりとなりました。

大丸福岡天神店から始まり、地域へと広がってきたフラワーポット

このフラワーポットは、2023年の大丸福岡天神店クリスマスイベントを起点に生まれたプロジェクトを源流としています。その後、唐津でのパタゴニア日本支社さまとのフラワーポットプロジェクト(2024年)、そして唐津南高校の取り組み・受賞へと連なりながら、「循環」を日常の風景へと静かに運んできました。

七山CLEMA FACTORYでしか出会えない、4種類のビオラ

今回迎えたのは、極小ビオラ「ナノビオラ」、そして「流星」「みつばちの羽音」「シークレットベイン」。いずれも花そのものが物語をまとう品種で、七山のCLEMA FACTORYさまでしか出会えない特別な一鉢です。「拾う」という行為の先に、飾る歓びと、語れる背景を持ったフラワーポットが完成しました。

3月、大丸福岡天神店と福岡フラワーショーへ

来月はいよいよ、大丸福岡天神店(九州探検隊)福岡フラワーショーへの出展を予定しています。アップサイクルポットと七山のビオラが描く景色を、ぜひ会場でご覧ください。地域の素材と地域の手仕事が静かにつながっていく取り組みを、これからも丁寧に重ねていきます。

Precious Plastic WASEDAが仕上げたアップサイクル・アクセサリー
唐津のキャップから生まれたアクセサリーと傘マーカー(2026年2月)
早稲田大学Precious Plastic WASEDAで仕上げ作業中のアクセサリー

早稲田発「身につける循環」アクセサリーが完成しました(2026年)

LCAで環境価値を見える化する、デザインと数字でつなぐサーキュラーエコノミー

2026年2月14日、唐津で回収されたペットボトルキャップから生まれたビーズを、早稲田大学(Precious Plastic WASEDA)アクセサリー・傘マーカーとして仕上げてくださいました。先日のビーズワークショップ(2/8)で生徒たちがつくったビーズが、東京で次のかたちへと生まれ変わったことになります。

LCAで「どれだけ良いことをしたか」を、数値で確かめる

本取り組みでは、デザイン・制作だけでなくLCA(ライフサイクルアセスメント)の考え方を取り入れています。LCAは、原料調達から製造・使用・廃棄までを一連の流れとして捉え、環境負荷を定量的に評価する手法です。「どれだけ良いことをしたか」を感覚ではなく数値で確かめられるため、活動の改善や継続に直結します。

早稲田大学側の算定式を用いて、今年度唐津で回収された840kg(約33,600個)のキャップをリサイクルすることで、CO2削減量は約1,834kgと試算されました。「つくる」だけで終わらず、「減らせた環境負荷」までを見える化することで、学びがそのまま次のアクションへとつながっていきます。

サステナブルファッション ——「続けたくなる選択」へ

今回のテーマはサステナブルファッション。毎日身につけるものだからこそ、アップサイクルが「続けたくなる選択」になる——そんな仮説のもと、唐津南高校の生徒の皆さんのアイディアも取り入れながら、ひとつひとつのアクセサリーが仕上がっていきました。

早稲田×唐津で、カーボンニュートラルチャレンジを次のステージへ

Precious Plastic WASEDAの皆さま、いつもありがとうございます。次に目指すのは、より多くの方が「身につけたくなる循環」。早稲田×唐津のカーボンニュートラルチャレンジ事業として、これからも一歩ずつ取り組みを前に進めていきます。

ビーズプロジェクトの詳細はこちら

J-WAVE『NISSUI PEACEFUL BLUE』でPrecious Plasticのフラワーポットを取材
J-WAVE『NISSUI PEACEFUL BLUE』にてフラワーポットを取材(2026年2月)

J-WAVE『NISSUI PEACEFUL BLUE』にてフラワーポットを取材いただきました(2026年)

対馬の海洋プラスチックの現状を、電波にのせて

東京のFMラジオ局J-WAVE(81.3FM)の番組『NISSUI PEACEFUL BLUE』にて、唐津Farm&Foodのアップサイクルプロジェクト「Precious Plasticのフラワーポット」を取材・収録いただきました。唐津で続けてきた地域発の小さな循環が、電波にのって全国へと届いていくことを、心からうれしく感じています。

対馬の海洋プラスチック問題を、リスナーの皆さまへ

取材を通じて、何よりお伝えしたかったのは対馬の海洋プラスチックの現状です。対馬は日本有数の海洋プラスチック漂着地として知られており、その海岸で何が起きているのか——その現実を、ひとりでも多くの方に知っていただくきっかけになればと願っています。対馬SDGsパートナーズとして取り組んでいる活動とあわせて、リスナーの皆さまへお届けします。

色も模様も「世界にひとつ」のフラワーポット

取材いただいたフラワーポットは、ペットボトルキャップを溶かし、射出成形によってひとつずつかたちにしたアップサイクル品です。色も模様も同じものは二度と生まれない「世界にひとつ」の表情をしていて、ナビゲーターの甲斐まりかさんにもポットを手に取り、その個性を感じていただきました。

オンエア情報

  • 放送局:J-WAVE(81.3FM)
  • 番組名:NISSUI PEACEFUL BLUE
  • ナビゲーター:甲斐まりかさん
  • 放送日時:2026年2月21日(土) 12:15〜12:25
  • 放送エリア:関東エリア

地域の小さな取り組みを、メディアの皆さまのお力をお借りして全国へ。これからも、対馬の海と唐津の循環を、より多くの方に届けていきます。

MINI宮崎のオーナメントから生まれ変わったMINIモチーフのキーホルダー
セカンドリサイクルで生まれたMINIモチーフのキーホルダー(2026年2月)
昨年のワークショップで願いが書き込まれたハートのツリーオーナメント

MINI宮崎との「セカンドリサイクル」キーホルダーが完成しました(2026年)

願いを書いたオーナメントが、もう一度かたちを変えて、次の人の手へ

2026年2月19日、MINI宮崎さまと取り組んでいるセカンドリサイクルのプロジェクトとして、新しいMINIモチーフのキーホルダーが完成しました。素材は、昨年MINI宮崎さまのショールームで開催したワークショップで、参加者お一人おひとりが願いを書き込んだハートのツリーオーナメントです。

想いを乗せたオーナメントが、もう一度かたちを変えて

役割を終えて唐津に戻ってきたオーナメントは、まず文字をていねいに拭き取るところから作業がはじまりました。続いてリプラテックスさまのもとで細断していただき、再びペレット状の素材へ。それを射出成形機でMINIモチーフのキーホルダーとして生まれ変わらせ、ふたたびMINI宮崎さまへとお届けしています。

「セカンドリサイクル」だからできる、廃プラスチック100%の循環

一度かたちになったアップサイクル品が、もう一度新しいかたちへと生まれ変わる——いわゆる「セカンドリサイクル」は、Precious Plasticの仕組みだからこそ実現できる、廃プラスチック100%の循環です。素材だけでなく、書き込まれた一人ひとりの想いまでが、また次の方の手へと渡っていく。サーキュラーエコノミーをまさに体感できるプロジェクトとなりました。

「飾って終わり」ではない、本当の循環へ

つくって終わり、飾って終わりではなく、何度でも生まれ変わるものとしてプラスチックと向き合っていく。MINI宮崎さま、リプラテックスさまとともに、これからも「本当の循環」を地域から育てていきます。

MINIブランドとのプロジェクト詳細はこちら

呼子小学校で『あおいほしのあおいうみ』を手にする子どもたち
『あおいほしのあおいうみ』を呼子小学校へお届け(2026年2月)

呼子小学校に『あおいほしのあおいうみ』をお届けしました(2026年)

ともにビーチクリーンを歩んだ子どもたちへ、絵本がひらく海への眼差し

2026年2月13日、Think the Earthさまから寄贈いただいた書籍『あおいほしのあおいうみ』を、呼子小学校の子どもたちへお届けしました。先にお渡しした5年生に続き、昨年一緒にビーチクリーンや環境ワークショップを行った4年生の皆さんにも、同じ絵本を手渡ししています。

ひさしぶりの再会と、本を開いた瞬間の表情

4年生の皆さんとは、昨年に海岸で一緒にごみ拾いを行ったご縁があります。ひさしぶりに教室を訪ねると、子どもたちは元気いっぱいに迎えてくれて、本を開いた瞬間に見せてくれた表情が、何よりも印象に残る一日となりました。

海を「知りたい」「見てみたい」と思う気持ちを、絵本から

『あおいほしのあおいうみ』は、やさしいイラストと写真で構成された一冊で、ページをめくるたびに、海のことを「知りたい」「見てみたい」という気持ちが自然に広がっていきます。漁港のまち・呼子で暮らす子どもたちにとって、すぐそばにある海を改めて見つめ直すきっかけになればと願っています。

絵本という静かな入り口から始まる学びを、これからも地域の子どもたちと一緒に育てていきます。

早稲田大学×唐津南高校 ビーズワークショップで制作したアクセサリー
早稲田大学×唐津南高校 ビーズワークショップ(2026年2月)
ペットボトルキャップから生まれたカラフルなビーズ
虹ノ松原プロジェクトチームの1〜3年生がアイディアを出し合いながら制作する様子
完成したビーズブレスレットとハンドストラップ
ビニール傘問題に向き合う傘のマーカー

早稲田大学×唐津南高校 ビーズワークショップを開催しました(2026年)

「身につけられるアップサイクル」で、毎日の選択から社会を変えていく

2026年2月8日、唐津南高校「虹ノ松原プロジェクトチーム」の新たな挑戦として、唐津市カーボンニュートラルチャレンジ事業の一環で、回収したペットボトルキャップをアップサイクルしたビーズアクセサリーづくりのワークショップを開催しました。1年生・2年生・進路が決まった3年生、そしてSNSで応援してくださる皆さまからのアイディアも取り入れながら、ひとつひとつ手づくりしていきました。

数字で見る、今年度のリサイクル成果

今年度、唐津市内の小学校や公民館で回収したペットボトルキャップは840kg(約33,600個)。これらを早稲田大学(Precious Plastic WASEDA)のLCA(ライフサイクルアセスメント)計算式に当てはめると、今回の取り組みによるCO2削減量は約1,834kgに達します。

地域で回収した素材が、地域で形になり、その環境価値を数値として可視化していく——一連のサーキュラーエコノミーを、若い世代とともに体験できる時間となりました。

「身につけられるアップサイクル」というメッセージ

今回のテーマは「サステナブルファッション」。毎日の選択を通じて社会を変えていく——その第一歩を、自分の手でかたちにする時間にしました。制作したのは次の3アイテムです。

  • ビーズブレスレット
  • ハンドストラップ
  • 傘のマーカー

「傘のマーカー」に込めた問題提起

日本で消費される傘は年間約1.2〜1.3億本。そのうち6割以上(8,000万本以上)がビニール傘と言われています。ビニール傘1本あたりのCO2排出量は約692g。「使い捨て傘」は日本ならではの大きな課題でありながら、これまで正面から向き合われてこなかったテーマでもあります。

だからこそ、ペットボトルキャップをアップサイクルした「傘のマーカー」から、「大切に使い続ける」きっかけを増やしていきたい。小さなビーズひとつから、大きな課題への入り口をつくっていきます。

早稲田大学とともに、これから

今回制作したビーズは早稲田大学(Precious Plastic WASEDA)へと届けられ、最終的なアクセサリーへと仕上げていただきます。今後も唐津市カーボンニュートラルチャレンジ事業として、早稲田大学と継続的に取り組みを重ねていきます。

「身につけられるアップサイクル」を入り口に、毎日の選択から社会を変えていく——皆さまからのアイディアもお寄せいただきながら、この取り組みを育てていきます。

ビーズプロジェクトの詳細はこちら

厳木公民館で開催した小学生向けワークショップの様子
厳木公民館で小学生向けワークショップを開催(2026年1月)
「プラスチックって何?」から学びがスタート
ペットボトルキャップを溶かして射出成形する制作体験
完成したオリジナルキーホルダーを手にする子どもたち
保護者や先生も加わって全力で楽しむワークショップの様子

厳木公民館で小学生向けワークショップを開催しました(2026年)

横枕からつながる、地域とともに学ぶ循環のかたち

2026年1月31日、厳木公民館にて、地域の小学生たちを対象とした「プラスチックのお話&キーホルダーづくり」ワークショップを開催しました。私たちが管理する自然共生サイト横枕の副区長さんよりお声がけいただき実現した、地域に根ざした学びの一日となりました。

「プラスチックって何?」から始まる学び

授業はまず、「プラスチックって何?」という素朴な問いから始まりました。日々の暮らしであふれるほど目にしているのに、その正体を意識する機会は意外と少ないもの。ペットボトルキャップなどの廃プラスチックも、見方を変えれば「ごみ」ではなく大切な資源であることを、子どもたちと一緒に確かめていきました。

溶かして、押して、型から出てきた瞬間の歓声

後半は実際に手を動かす時間です。射出成形機でキャップを溶かし、型に押し込み、できあがったキーホルダーが型から出てきた瞬間には、思わず歓声が上がり、みんなの表情がパッと明るくなりました。同じ色は二度と出ない「一点もの」の模様は、今日の思い出そのままを写し取ったような、世界にひとつだけの記念品となりました。

地域のみなさんと一緒に、学んで、つくって、笑って

今回は保護者や先生も一緒に参加してくださり、子どもたちと並んで真剣に、けれど全力で楽しむ——そんなあたたかな空気に包まれた時間となりました。世代を越えて同じテーブルで手を動かす機会は、私たちにとっても貴重な学びの場です。

地域のみなさんと一緒に、学んで、つくって、笑って。これからも横枕でのつながりを起点に、唐津のまちへと環境教育の輪を広げていきます。

3年生とフラワーポットづくりワークショップ
アップサイクル素材で制作したフラワーポット(2026年1月)
ペットボトルキャップや廃プラスチックを使ったフラワーポット制作の様子
唐津南高校・虹ノ松原プロジェクトチーム3年生の制作風景
完成したアップサイクル・フラワーポット

3年生とフラワーポットづくりワークショップを開催しました(2026年)

ペットボトルキャップから生まれる、次のプロジェクトへの一歩

2026年1月13日、唐津南高校・虹ノ松原プロジェクトチームの3年生の皆さんとともに、新たなプロジェクトに向けたフラワーポットづくりワークショップを開催しました。ペットボトルキャップや廃プラスチックをアップサイクルし、ひとつひとつ手作業でかたちにしていく、ものづくりの一日となりました。

ともに歩んできた時間と、それぞれの進路

これまで一緒に活動を続けてきた生徒たちから、それぞれの進路が決まったという報告も聞かせてもらい、なんだか胸があたたかくなる時間となりました。1年生の頃から手を動かしてきたメンバーが、卒業という節目を前に、再びキャップを溶かしフラワーポットをかたちにしていく——その姿に、これからの旅立ちへの期待がふくらみました。

このフラワーポットが、次に伝えていくこと

今回制作したフラワーポットが、これからどんな形で使われていくのかは——どうぞお楽しみに。

素材となったキャップひとつひとつが、生徒たちの3年間の活動と、これから始まる新しい物語を運んでくれることを願っています。

EVEさんによる虹ノ松原プロジェクトチームへの特別授業
EVEさんを迎えての特別授業(2026年1月)
唐津南高校・虹ノ松原プロジェクトチームの生徒に向けて話すEVEさん
ノルウェーNGOや漁網リサイクル製品の事例を共有する様子
EVEさんの話に真剣に耳を傾ける生徒たち
Think the Earthより寄贈いただいた書籍『あおいほしのあおいうみ』

EVEさんによる特別授業を実施しました(2026年)

欧州の現場から届いた「生きた経験」と、卒業を迎える生徒たちへ

2026年1月9日、唐津南高校・虹ノ松原プロジェクトチームの生徒たちに向けて、イギリス出身の環境活動家EVEさんによる特別授業を実施しました。EUをはじめ世界各地でプラスチック汚染の現場を自ら歩いてきたEVEさんが、教科書には載らない「生きた経験」を生徒たちと分かち合う時間となりました。

1月6日からの滞在で、唐津と九州の現場をともに歩いて

EVEさんは1月6日から唐津に滞在し、私たち唐津Farm&Food(Precious Plastic 唐津)の活動を視察・体験してくださいました。唐津や福岡のビーチを巡りながら、北西九州や対馬を含む海洋プラスチック問題を共有。佐賀県初の自然共生サイト(横枕)や、国内外のPrecious Plasticの取り組みにも触れていただきました。

教科書では学べない、欧州の現場から届いた言葉

授業では、ノルウェーのNGOでの過酷な海岸清掃の体験や、漁網を100%リサイクルした製品の事例など、現場で活動してきたEVEさんならではのエピソードが次々と語られました。教科書では学べない一つひとつの言葉に、生徒たちは真剣な眼差しで耳を傾けていました。

虹ノ松原プロジェクトチームには、1年生の頃から一緒に活動し、今年3月に卒業を迎える生徒たちもいます。この日の学びが、それぞれの進路や、卒業後も続く環境保全活動につながっていくことを願っています。

『あおいほしのあおいうみ』に込められたつながり

授業の最後には、Think the Earthさまから寄贈いただいた書籍『あおいほしのあおいうみ』を生徒たちにプレゼントしました。大阪・関西万博でBlue Ocean Domeを訪れた経験を持つ生徒もおり、絵本を手にして嬉しそうな表情を見せてくれました。

また唐津で、そして次は対馬で

授業を終えたこの日、EVEさんは唐津を旅立たれました。また唐津で、そして次は対馬で、一緒に海洋プラスチック問題に向き合える日を楽しみにしています。

欧州と九州、そして対馬。海を越えてつながる仲間とともに、これからも環境教育とサーキュラーエコノミーの取り組みを進めていきます。

日立アカデミーの皆さまとともに制作したペンギンキーホルダー
完成した「ファーストペンギン」キーホルダー(2026年1月)
日立アカデミーオリジナル金型を射出成形機にセットする様子
ペットボトルキャップを粉砕してペレット化したアップサイクル素材

日立アカデミーとペンギンキーホルダーを制作しました(2026年)

「ファーストペンギン」に込められた企業姿勢と、海を越えてつながるPrecious Plasticの輪

2026年1月7日、株式会社日立アカデミー(Precious Plastic Hitachi Academy)の方が、自社で制作した金型を携えて唐津を訪問してくださいました。当日は、唐津に滞在中のイギリス出身の環境活動家・EVEさんも加わり、ペットボトルキャップをアップサイクルしてペンギンキーホルダーを60体制作。あわせて馬渡島のコースターも仕上げる、賑やかな一日となりました。

金型に込められた「ファーストペンギン」の想い

今回制作したペンギンには、日立アカデミーさまの企業姿勢が込められています。リスクを恐れず、群れの中から最初に海へ飛び込む「ファーストペンギン」のように、誰かが踏み出さなければ何も始まらない——そんな人材育成のあり方を象徴するモチーフです。

金型は、株式会社MEISEI(meiseigreenlab)さまにて制作いただきました。企業の理念を再生プラスチックという素材に落とし込んでいくプロセスそのものが、サーキュラーエコノミーの実践になっていることを実感する時間でした。

海を越えて、地域で出会う仲間たち

当日はEVEさんもキャップを手に取り、ともに制作に加わってくださいました。日本国内のPrecious Plastic拠点と、海外から日本を訪れた環境活動家、そして地域で活動を続ける私たちが、唐津という場所でひとつのテーブルを囲んで手を動かす——そうした景色が日常になりつつあることを、嬉しく感じた一日でした。

小さなキャップから、大きなメッセージを

地球温暖化は、ペンギンの生息環境にも深刻な影響を与えています。今回のキーホルダーは、ただのアップサイクル品ではなく、私たちの暮らしと自然が深くつながっていることを改めて考えるきっかけにもなりました。

小さなキャップから、大きなメッセージを。これからも「つくる」を通して、企業や仲間とともに環境と向き合う取り組みを続けていきます。