Karatsu Data Bank

唐津市の財政のデータ歳入・歳出・市債・基金の10年の推移と佐賀県20市町の比較

高台から見た唐津の市街地と虹の松原、唐津湾
唐津市の歳出総額(令和6年度)868.8億円歳入総額は897.1億円(普通会計、決算カード)
地方債現在高(令和6年度末)856.8億円令和5年度末は873.0億円
財政力指数(令和6年度)0.43佐賀県20市町で最も高いのは玄海町の1.42

唐津市の財政を、決算の数字で並べる

唐津市の令和6年度の普通会計の決算は、歳入が897.1億円、歳出が868.8億円でした。歳入のうち、地方税は129.2億円(14.4%)、地方交付税は200.9億円(22.4%)です(唐津市 令和6年度決算カード)。このページは、唐津市の歳入・歳出の内訳、平成27年度からの10年の推移、借入金(地方債)と貯金(基金)の残高、佐賀県20市町の財政指標を、総務省と唐津市が公表している決算カードの数字で並べたものです。

このページは、NPO法人唐津Farm&FoodがKaratsu Data Bankの一つとして作成しました。結論や評価の言葉は付けず、資料に書かれている数字と文だけを並べています。決算カードは千円単位のため、このページでは当法人が億円(小数第1位、四捨五入)に換算しています。換算や合計、並べ替えをした箇所は表の注に書いています。唐津市の人口の推移は、唐津市の人口と移住の統計に載せています。

順区分決算額構成比
1地方交付税200.9億円22.4%
2国庫支出金138.9億円15.5%
3地方税129.2億円14.4%
4繰入金106.5億円11.9%
5県支出金72.5億円8.1%
6地方債65.1億円7.3%
7寄附金55.8億円6.2%
8諸収入46.8億円5.2%
9地方消費税交付金30.1億円3.4%
その他(上の9項目以外)51.3億円5.7%
歳入合計897.1億円100.0%
令和6年度の普通会計の歳入。決算カードの千円単位の値を当法人が億円(小数第1位、四捨五入)に換算し、額の大きい順に並べた。構成比は決算カードの値(「その他」のみ当法人の計算)。地方債のうち臨時財政対策債は0.99億円。出典:唐津市 令和6年度決算カード

歳入:どこからお金が入ってくるか(令和6年度)

令和6年度の歳入897.1億円で最も大きいのは地方交付税の200.9億円(22.4%)で、次いで国庫支出金138.9億円(15.5%)、地方税129.2億円(14.4%)、繰入金106.5億円(11.9%)です。県支出金は72.5億円(8.1%)、借り入れにあたる地方債は65.1億円(7.3%)でした(唐津市 令和6年度決算カード)。

寄附金は55.8億円で、歳入の6.2%です。平成27年度の寄附金は1.1億円でした(下の推移の表)。唐津市のふるさと納税の受入額の推移は、寄付とふるさと納税のデータに載せています。市町村税129.2億円の内訳は、固定資産税62.2億円(48.2%)、市町村民税51.8億円(40.1%)、市町村たばこ税9.8億円(7.6%)、軽自動車税5.1億円(3.9%)などです。

順目的決算額構成比
1民生費263.1億円30.3%
2総務費197.0億円22.7%
3教育費95.7億円11.0%
4公債費84.1億円9.7%
5土木費58.7億円6.8%
6衛生費48.7億円5.6%
7農林水産業費33.3億円3.8%
8災害復旧費31.1億円3.6%
9消防費26.9億円3.1%
10商工費25.4億円2.9%
11議会費3.3億円0.4%
12諸支出金・労働費1.5億円0.2%
歳出合計868.8億円100.0%
令和6年度の目的別歳出。「諸支出金・労働費」は2項目を当法人が合算(構成比は合算値で当法人の計算)。億円への換算と並べ替えは当法人。出典:唐津市 令和6年度決算カード

歳出:何に使っているか(目的別、令和6年度)

目的別の歳出では、民生費が263.1億円で歳出の30.3%を占め、次いで総務費197.0億円(22.7%)、教育費95.7億円(11.0%)、公債費84.1億円(9.7%)です。農林水産業費は33.3億円(3.8%)、商工費は25.4億円(2.9%)でした(唐津市 令和6年度決算カード)。

性質決算額構成比
人件費111.7億円12.9%
扶助費178.1億円20.5%
公債費84.1億円9.7%
(義務的経費 計)373.8億円43.0%
物件費144.6億円16.6%
補助費等72.9億円8.4%
繰出金56.0億円6.4%
積立金61.6億円7.1%
投資・出資金・貸付金13.4億円1.5%
維持補修費2.8億円0.3%
投資的経費143.8億円16.5%
 うち普通建設事業費112.7億円13.0%
 うち災害復旧事業費31.1億円3.6%
令和6年度の性質別歳出。義務的経費は人件費・扶助費・公債費の合計。億円への換算は当法人。出典:唐津市 令和6年度決算カード

歳出:どんな種類の支出か(性質別、令和6年度)

性質別では、扶助費が178.1億円(20.5%)、人件費111.7億円(12.9%)、公債費84.1億円(9.7%)で、この3つを合わせた義務的経費は373.8億円、歳出の43.0%です。投資的経費は143.8億円(16.5%)で、うち普通建設事業費が112.7億円、災害復旧事業費が31.1億円でした(唐津市 令和6年度決算カード)。

年度歳入総額歳出総額地方税地方交付税寄附金地方債現在高(年度末)基金(年度末)
平成27年度711.0697.0122.7214.91.1806.2154.4
平成28年度772.8757.8125.0208.019.4851.0145.4
平成29年度706.4691.5126.8199.843.9842.8140.7
平成30年度740.2731.2125.7191.336.4850.9142.7
令和元年度709.5697.9128.1188.735.2845.9127.7
令和2年度906.5889.9128.1182.244.4845.4157.3
令和3年度881.7860.1127.4198.951.2886.5188.6
令和4年度861.3833.6131.1195.054.1876.2223.3
令和5年度858.2844.2132.0196.754.1873.0240.8
令和6年度897.1868.8129.2200.955.8856.8199.9
単位は億円(千円単位の決算カードの値を当法人が換算)。基金は財政調整基金・減債基金・特定目的基金の積立金現在高の合計(当法人の計算)。各年度の値はその年度の決算カードの値。令和5年度は総務省の決算状況カード(佐賀県)、ほかの年度は唐津市の決算カード。出典:唐津市「決算カードを公表します」・総務省 令和5年度決算状況カード(佐賀県)

10年の推移:歳入・歳出・地方債・基金

平成27年度から令和6年度までの10年で、歳入総額は711.0億円から897.1億円に、地方税は122.7億円から129.2億円に、寄附金は1.1億円から55.8億円になりました。地方交付税は214.9億円から200.9億円です。年度末の地方債現在高は806.2億円から856.8億円、3つの基金の合計は154.4億円から199.9億円です(唐津市の決算カード、総務省)。

令和2年度は、性質別歳出のうち補助費等が194.1億円(歳出の21.8%)で、前後の年度(令和元年度37.9億円、令和3年度72.8億円)より多くなっています(令和2年度決算カード)。令和6年度の財政調整基金は18.9億円で、令和5年度末の36.0億円から17.2億円減りました。この年度の積立金の取崩し額は21.2億円です(唐津市 令和6年度決算カード)。

年度財政力指数経常収支比率実質公債費比率将来負担比率財政調整基金減債基金特定目的基金
平成27年度0.4288.0%15.2%128.2%38.06.4110.0
平成28年度0.4290.7%14.1%130.8%30.16.3109.0
平成29年度0.4291.2%13.5%109.9%25.55.2110.0
平成30年度0.4291.7%13.0%108.1%20.55.1117.0
令和元年度0.4292.7%12.3%115.8%10.54.7112.5
令和2年度0.4390.4%11.9%112.7%11.44.3141.6
令和3年度0.4285.2%11.7%115.2%31.24.0153.4
令和4年度0.4388.0%12.6%114.4%33.14.0186.2
令和5年度0.4389.3%13.5%111.1%36.07.5197.3
令和6年度0.4389.7%14.3%117.5%18.98.4172.6
基金は年度末の積立金現在高(億円、当法人が換算)。経常収支比率は決算カードの主の値(減収補塡債特例分と臨時財政対策債を分母に含む値)。出典は上の表と同じ

財政の指標の推移

財政力指数は10年間、0.42〜0.43で推移しています。実質公債費比率は平成27年度の15.2%から令和3年度の11.7%まで下がり、令和6年度は14.3%です。将来負担比率は平成28年度の130.8%が10年で最も高く、令和6年度は117.5%でした(唐津市の決算カード)。

総務省の説明では、財政力指数は基準財政収入額を基準財政需要額で割った値の過去3年間の平均で、経常収支比率は人件費・扶助費・公債費など毎年度決まって出ていく経費に、地方税や普通交付税など毎年度決まって入る一般財源がどれだけ充てられているかの割合です。地方公共団体財政健全化法の早期健全化基準は、市町村の実質公債費比率で25%、将来負担比率で350%(政令指定都市を除く)です(総務省「指標の説明」)。

市町人口(人)歳出総額(億円)財政力指数経常収支比率実質公債費比率将来負担比率地方債現在高(億円)
佐賀市226,4811,167.50.6393.4%2.4%-873.2
唐津市113,890868.80.4389.7%14.3%117.5%856.8
鳥栖市74,529335.40.9187.8%0.8%-229.8
多久市17,604176.60.3592.7%12.8%-146.0
伊万里市51,664361.50.5990.7%7.6%30.6%225.6
武雄市46,972283.30.4997.1%11.2%-246.6
鹿島市27,242169.90.4794.1%9.7%98.4%133.3
小城市44,063250.80.4294.9%9.9%-175.6
嬉野市24,446207.40.3995.5%8.2%-100.1
神埼市30,185206.40.4394.1%9.6%36.7%173.4
吉野ヶ里町16,162134.90.5290.0%9.8%-65.7
基山町17,56598.90.6389.7%6.3%-57.3
上峰町9,870110.50.5288.0%6.1%-24.9
みやき町25,773232.20.4298.5%9.8%-135.6
玄海町4,825105.11.4283.0%1.3%--
有田町18,539144.80.3595.1%8.9%-102.5
大町町5,94148.30.2990.2%7.2%-42.5
江北町9,61772.10.3883.8%12.1%-44.9
白石町21,010168.00.3393.5%10.9%-138.1
太良町7,87471.70.2692.0%6.5%-41.9
令和6年度。人口は令和7年1月1日の住民基本台帳人口。「-」は決算カードで数値のない欄(玄海町の地方債現在高、20市町のうち16市町の将来負担比率)。億円への換算は当法人。出典:総務省 令和6年度市町村決算カード(佐賀県、Excel)

佐賀県20市町の比較(令和6年度)

総務省の令和6年度の決算カードでは、佐賀県20市町の財政力指数は、玄海町1.42、鳥栖市0.91、佐賀市と基山町0.63の順に高く、唐津市は0.43、最も低いのは太良町の0.26です。実質公債費比率は唐津市が14.3%で20市町のうち最も高く、将来負担比率の値があるのは唐津市117.5%、鹿島市98.4%、神埼市36.7%、伊万里市30.6%の4市です(ほかの16市町は「-」)。地方債現在高は佐賀市873.2億円、唐津市856.8億円の順です(総務省)。

唐津市の歳出総額868.8億円を令和7年1月1日の住民基本台帳人口113,890人で割ると、1人あたり約76.3万円です(当法人の計算)。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. 唐津市の1年の予算(決算)はどのくらいですか?

令和6年度の普通会計の決算は、歳入が897.1億円、歳出が868.8億円です(唐津市の決算カード)。

Q2. 唐津市の財政力指数はいくつですか?

令和6年度は0.43です。佐賀県の20市町では、玄海町1.42、鳥栖市0.91、佐賀市と基山町0.63の順に高く、最も低いのは太良町の0.26です(総務省の決算カード)。

Q3. 唐津市の借金(地方債)はいくらありますか?

令和6年度末の地方債現在高は856.8億円で、令和5年度末の873.0億円から16.2億円減りました。平成27年度末は806.2億円でした(唐津市の決算カード)。

Q4. 唐津市の貯金(基金)はいくらありますか?

令和6年度末の積立金現在高は、財政調整基金18.9億円、減債基金8.4億円、特定目的基金172.6億円で、合わせて199.9億円です(唐津市の決算カード)。

Q5. 唐津市は何に一番お金を使っていますか?

目的別では民生費が263.1億円で歳出の30.3%、次いで総務費197.0億円(22.7%)、教育費95.7億円(11.0%)です(令和6年度、唐津市の決算カード)。

出典台帳

資料発行日付URL取得日
決算カードを公表します(平成19年度〜令和6年度)唐津市 財政課2026-03-31更新https://www.city.karatsu.lg.jp/page/2659.html2026-11-01
令和6年度 決算カード唐津市2026-03https://www.city.karatsu.lg.jp/uploaded/attachment/24136.pdf2026-11-01
令和5年度 決算状況カード(佐賀県)総務省記載なしhttps://www.soumu.go.jp/main_content/000999001.pdf2026-11-01
令和6年度市町村決算カード(佐賀県、PDF・Excel)総務省記載なしhttps://www.soumu.go.jp/iken/zaisei/card-25.html2026-11-01
令和6年度市町村決算カード 佐賀県(Excel)総務省記載なしhttps://www.soumu.go.jp/main_content/001064027.xlsx2026-11-01
指標の説明(主要財政指標一覧)総務省記載なしhttps://www.soumu.go.jp/main_content/001044525.pdf2026-11-01

資料の中で数字が違う箇所

ある年度の決算カードの「前年度」欄の値が、前年度の決算カードの値と少し違う箇所があります。たとえば令和2年度の特定目的基金は、令和2年度の決算カードでは14,160,695千円、令和3年度の決算カードの前年度欄では14,162,719千円です。平成28年度の特定目的基金も同じです(10,903,152千円と10,909,875千円)。このページは、各年度の値にその年度の決算カードの値を使っています。

このページで扱っていないこと

このページは普通会計の数字だけを扱い、国民健康保険・下水道・水道などの特別会計と公営企業会計の決算、予算(当初予算・補正予算)、個別の事業の費用、財政の評価や他の市との優劣は扱っていません。当法人の事業は扱っていません。

このページのデータの引用・ご相談

このページの数字の引用や、地域のデータの調べ方のご相談は、お問い合わせフォーム、またはinfo@karatsu-f-f.comからお寄せください。

このページについて

作成:小嶋宏明(NPO法人唐津Farm&Food 副理事)/お問い合わせ:info@karatsu-f-f.com(お問い合わせフォーム)/公開:2026年11月1日/Markdown版:karatsu-finance-data.md

このページはAIと一緒に作っています。作り方はこのデータバンクとAIをご覧ください。

関連リンク

▶ Karatsu Data Bank(唐津データバンク)
▶ 唐津市の人口と移住の統計
▶ 寄付とふるさと納税のデータ
▶ 観光のデータ
▶ 離島のデータ
▶ Karatsu City Finances in Numbers (English)

このページの仲間

山吹色の家の形のピクセルのキャラクター「トントン」

トントン山吹・目標11

世話焼き。人と場所をつなぐのが好き。このページでは、唐津のまちの暮らしを支えるお金の入り口と出口を見ています。

紺の双子の丸の形のピクセルのキャラクター「ムス&ビ」

ムス&ビ紺・目標17

二人一組。人見知りせず、だれとでも結ぶ。このページでは、国や県、寄付を寄せる人から、まちへ届くお金の流れを見ています。